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科学コンテスト受賞体験記
科学コンテストで受賞した先輩たちがその経験を語ります

高校の研究生活がもたらしてくれたもの〜大学生になったいま感じること〜

山田 哲也

 私は高校時代に「植物遺伝資源の保存」という研究を行いました。簡単に言うと植物を枯らすことなく長い間保存(生存)させることを目的にした研究です。
 私は高校3年間、ほぼ年中無休、1日の半分以上を高校にいながら研究に取り組みました。「大げさだなぁ」なんて思うかもしれません。でも本当に毎日のように植物の成長を記録し、実験と考察を繰り返す日々でした。あっ、もちろん研究以外の多くの「青春」の時間も含まれていますが…。
 この研究生活によって得られたことは、大学生になった今とても役に立っています。興味を探求することの楽しさ、自信。観察力や問題に直面したときに解決する能力や発想力、主観的、客観的な視点で物事を捉える能力など、挙げだしたら限がありません。とりわけ今に役立っているのは、知識の暗記よりも「考える力」の充実でしょう。意外な事かもしれませんが、人との付き合い方や人脈の発展も挙げられます。科学コンテストに出展したことで、他の方も同じように研究に取り組んでいることに刺激を受け、分野を限らず様々な人との交流が生まれました。他分野の方との交流は、今日のような学際的な研究が行われる現場では、他分野の技術や研究成果を自分の研究に取り込む機会が増えます。また、様々なヒントを得る場になり、意外な発想を可能にする一助となっています。
それから忘れてはならないのが大学に入学できたことです。この研究を自己推薦入試でアピールして入学できました。研究詰めだった私が一般入試を受けたらおそらく大学にはいなかったでしょう…。
 中学生、高校生という時間は長いようで短いものです。中学生、高校生の皆さんには、スポーツや音楽、文学、芸術、そして自然科学に、興味のあることを精一杯に取り組んで充実した日々を過ごしてほしいと思います。そして、皆さんが自然科学や科学研究に興味を持ったなら、私たちがその興味を後押しできるようにお手伝いできたら幸いです。
You can do it!!


山田さん(左)
Intel ISEFの表彰式にて

(やまだ てつや:2001年日本学生科学賞文部科学大臣奨励賞、2002年Intel ISEF 植物学部門Grand Award3等賞)


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