たき火の煙の不思議
研究タイトル=たき火の煙の不思議 風上なのに煙が来るのはどうして?
研究者=今泉 拓・黒柳輝彦・杉浦成昭
(愛知県刈谷市立小垣江小学校たき火の煙グループ5年)
第46回自然科学観察コンクール 文部科学大臣奨励賞(小学校の部)
たき火に当たっていたら煙たい・・風上に移動してみたのに、なぜかまた自分の方に煙がやってきたという経験、ありませんか?お正月の焚き火から湧いたこの疑問が、研究の始まりです。でも、どうしたら調べられるのでしょう?見えない空気の流れ方を見えるように調べる方法が最も苦労したそうです。焚き火の煙と空気の流れと人の存在を自然になるべく近い条件で実験するのに試行錯誤を繰り返し、モデルを使って結果を導き出しています。特に送風機を使い、線香のけむりやドライアイスやアルミニウム粉で流れを見えるようにしたこと、測定装置を自分達で作成し、空気やけむりの流れの大きさ、向き、速さなどを丹念に測定しています。また背の高さや立ち位置を変えた人間のミニュチュアとして円柱や角柱を作り実験、検証を重ねています。実験、方法、結果、追究の繰り返しにより、疑問を着実に解明しています。
風上なのに煙が来るのは、立っている人の風下側にうずができ、その部分に煙が巻き込まれて戻ってくるからだったのですね。また、人(モデル)の大きさと形でけむりが来続ける時の焚き火との距離も明らかにしています。
科学的な測定法やデータのまとめ方は3人の総力の結晶だそうです。このティームワークがますます楽しい独創的な研究で発揮されることを期待します。
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主催者による作品紹介はこちら
(文=長谷川仁子)
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