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科学自由研究のコンテスト受賞作品で「おもしろい!」と思った研究を紹介

アゲハチョウの不思議

研究タイトル=「新たな発見!新たな疑問?謎だらけのアゲハチョウ 」
研究者=恩庄美紗貴さん(小学校6年生)

第51回自然科学観察コンクール 継続研究奨励賞

 庭にあるグレープフルーツの木。この木の葉っぱを食べるアゲハチョウの幼虫との遭遇が恩庄さんの研究の始まりでした。恩庄さんは小学2年生の頃、アゲハチョウの幼虫がグレープフルーツの葉を食べているのを見て、なぜ葉っぱがなくならないのか気になったそうです。恩庄さんがアゲハチョウの研究を開始して5年目。研究を通して色々な疑問がわいてきたそうです。

 恩庄さんの今年の研究は、さなぎの羽化に関する研究でした。図鑑によると、アゲハチョウの幼虫は、光を当てる時間を13時間30分以内にすれば休眠蛹となる。休眠蛹は、一度寒い冬を越さなければ目覚めないそうです。しかし、恩庄さんの研究では、1日中箱の中で光を当てないで育てた幼虫が羽化したそうです。この点に着目して、色々な条件のもと育てたアゲハチョウの幼虫の様子を観察していきました。その結果、休眠蛹になるのは光の条件以外の要因(気温や餌)が決めていると考えました。



 この研究は、アゲハチョウの幼虫の成育条件を比較するために、多くの個体を用意する必要があります。年によって、アゲハチョウの卵の数が少ない年もあり、研究が思うように進まなかった年もあったそうです。しかし、限られた条件の中工夫を凝らし、自分の疑問を調べて終わりにするのではなく、自分で考え、確かめようとしたことで、図鑑に載ってない蝶の生態を知ることができました。と恩庄さんは感想を述べていました。

 「継続は力なり」という言葉があるように、続けてきたからこそ図鑑に無いことを知ることが出来たのだと思います。この気持ちを大事にして、今後も研究に取り組んでもらいたいものです。

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(文=柴田 恭幸)


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