シャボン玉がくっつくと・・・
研究タイトル=シャボン玉なのにハチの巣!? 研究者=中井裕子
第48回日本学生科学賞 全日本科学振興委員会賞
シャボン玉がいくつもくっついたときどうなるかじっくりと観察したことがありますか?シャボン玉はひとつひとつを見れば球形をしていますが、いくつものシャボン玉がくっつくと、ハチの巣のような形をして見ることができるのです。
小さい頃からシャボン玉遊びが好きだった中井さんはこのことに着目して研究を進めていきました。
彼女の研究によると、シャボン玉同士がくっついているところは、面となっており、くっついたシャボン玉は3つで1つの基本形をつくっていて、くっついているシャボン玉の面は120度になっているとのことです。また、シャボン玉が7つ集まると、集まった中心のシャボン玉は球ではなくなり、六角形となるとのことです。これは、シャボン玉の膜は常に安定した形をとろうとしていて、表面張力により膜が最小面積になろうとするからと考えました。中井さんは、この研究を通してシャボン玉の不思議さを改めて感じ、自然界には、このシャボン玉のようにシンプルかつ無駄のない関係がある、ということに気づかされたそうです。
自然界には、このシャボン玉のようなシンプルかつ綺麗な関係がたくさんあります。例えば、ハチの巣やクモの巣のように一見複雑そうにみえるものにも綺麗な関係が実はあるのです。身近にあるのに、不思議なことがたくさんある自然って不思議ですね。みなさんも、身近なことから自然界にある、不思議な関係を探してみませんか?もしかしたら、そこには大発見が眠っているかもしれません。
(文=柴田恭幸)
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