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蚊取り線香のうずまき形と燃え方の関連性について

研究タイトル=蚊とり線香のうずまき形と燃え方の関連性について
蚊とり線香タイマーを目指す
研究者=千葉県千葉市立緑町中学校2年山口 咲子

第52回自然科学観察コンクール  秋山仁特別賞

 夏によく見かける渦巻きという独特のかたちをした蚊取り線香。その形状と燃え方との関連が分かれば蚊取り線香でタイマーが作れるのではないかと山口さんは研究を始めました。

   まず、渦巻きの長さを計算やミシン糸を用いて測定し、長さが分かったところで、次に燃焼時間を測定してみました。蚊取り線香を切断し計16個のパーツにわけ、それぞれのパーツを様々な条件で燃焼時間を測定してみた結果、次の性質があることがわかりました。

1.外側の長さをそろえると、中心に行くに従って軽くなる。
2.外側の長さをそろえると、中心に行くに従って燃える時間が短くなる。
3.内側の長さをそろえると、中心に行くに従って燃える時間が長くなる。
4.重さをそろえると、中心に行くに従って燃える時間が長くなる。


 山口さんは、「蚊取り線香タイマー」とは、燃える時間が同じになる「区切り」をみつけることだと、蚊取り線香の形を数学的な視点からも分析しました。その結果、線香の外側の長さによる「区切り」と、線香の外側の長さを5cmの16個のパーツに分けた「区切り」との間に、燃焼時間を均等にする線があると結論づけ、数学上での「蚊取り線香タイマー」を完成させました。

 今回の研究で、渦巻きという特殊な形の面積を求めたり、線香が燃焼しきるまで付きっ切りだったことなど様々な苦労があったそうです。山口さんは、今後も蚊取り線香の燃え方ついて研究をしていきたいと語ってくれました。さらなる大発見を楽しみにしたいと思います。。



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(文=南波紀昭)


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