車づくりに生かす専門性
自動車の技術
自動車はどんな部品からできていて、どんな技術が使われているのか?

 |
シート・ハンドル 皮革、合成繊維、木材などの素材で構成。
長時間走行でも疲れにくく、眠くならないことが必要。
さらにユニバーサルデザイン等、最も多様なユーザーニーズへの対応も要求される。
生かせる専攻:化学・物質系、環境系、応用物理系 など
|
タイヤ
カーカスと呼ばれる化学繊維を骨格として、ゴムにカーボンブラックなどを混ぜて成型。高強度で消耗しにくく、転がり抵抗が小さい材料が求められ、封入するガス(窒素)の圧力も走行に影響する。
生かせる専攻:化学・応用化学系、物質系、物理系 など
|
 |
 |
ライト
低消費電力で明るく、長寿命の電球と反射板のリフレクタで構成。遠くまで見える、視界の悪いときにも見やすいことが必要。さらに対抗車などが眩しくならないような工夫も要求される。
生かせる専攻:電気・電子系、物理系、人間工学系 など
|
トランスミッション
エンジンの動力をタイヤの回転に変え、車を動かす仕組み。操作に対応して車を動かしながら、走行時の動きのスムーズさが求められる。さらにエンジンの動力を効率よく走行に活かすシステムが必要。
生かせる専攻:機械系、物理系、制御系 など
|
 |
 |
サスペンション
コイルバネや空気バネ、緩衝装置などで構成。車の重量を支えながら走行時の振動を吸収することが目的。加速・減速時の揺れ、道路の傾きなども軽減させるための工夫が必要
生かせる専攻:金属系、機械系、物理系 など
|
ボディ・シャーシ
鉄鋼・金属にて構成される。衝突時に乗員の命を守れるようにすることが目的。剛性(強度)が高く、空気抵抗の少ない構造および素材選定が必要。
生かせる専攻:金属系、化学・物質系、機械系 など
|
 |
|