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ものづくりに生かす専門性
自分の専門性を生かせる仕事を紹介

飛行機づくりに生かす専門性

飛行機の技術

飛行機はどんな部品からできていて、どんな技術が使われているのか?

胴体
強度と重量のバランスをとるために外板とフレームの両方で荷重を受け持つセミモノコック構造でできている。構造材には軽量なアルミニウム合金や最近ではカーボンなどの複合材が用いられている。機体内外の気圧差に耐えるため胴体は円筒形。
生かせる専攻:金属・物質系、物理・応用物理系、機械系 など
主翼
桁(スパー)と小骨(リブ)によって組まれた骨組みに外板を貼り合わせた構造。主翼にはエルロン、フラップと呼ばれる補助翼類が装備され、操縦桿の操作によって揚力調整などを行う。より空気抵抗がすくない形状が必要とされる。内部には燃料が入れられている。
生かせる専攻:金属・物質系、機械系、物理・応用物理系 など
尾翼
垂直尾翼と水平尾翼から成る。垂直尾翼は垂直安定板と方向舵で構成され、方向の安定を保つ。水平尾翼には昇降舵があり、操縦によって上げ下げすることで機首を上下させる。形状は、エンジンなどの位置、飛行の目的によって様々である。 。
生かせる専攻:金属・物質系、機械系、物理・応用物理系 など
計器
速度計、高度計、昇降計やジャイロ計器があり、これらをコクピットのパネルに表示する。計器パネルはデジタル表示になっており、EICASと呼ばれる計器情報システムによって必要な情報が適宜表示されるようになっている。
生かせる専攻:情報・経営工学系、電気・電子系、制御系 など
タイヤ
シリンダ構造になった脚柱に窒素ガスなどが封入されており、着地の衝撃を窒素ガスの圧縮によって吸収する仕組み。離着陸時の振動を抑え、機体各部への影響を最小限にすることが求められ、気体や作動油の特性が研究されている。
生かせる専攻:金属・物質系、物理・応用物理系、機械系 など
エンジン・タービン
前方から取り込まれた空気をコンプレッサで圧縮し、ケロシンという灯油に近い性状の燃料を燃焼し、推力を得るガスタービンエンジンが主流。近年では燃費向上と排気騒音低減のため、燃焼方式やタービンブレードの形状などが改良されている。
生かせる専攻:機械系、制御系、化学・応用化学系 など
プロペラ
低速飛行向けに主に推力を得るための装置。大きさ、形状(特にピッチ角)、回転速度などを最適設計することで高い効率で推力を発生することが求められる。現在でも小型機では燃料効率の良さからプロペラ実用機が多い。
生かせる専攻:機械系、物理・応用物理系、制御系 など
操縦システム
パイロットの操縦動作を油圧によって増幅し、翼面の操作など大きな力の必要な部分も簡単に操作できるシステム。近年は小型軽量化などのため、光ケーブルによって操縦を伝達するフライバイライト方式が採用されてきている。
生かせる専攻:物理・応用物理系、情報・経営工学系、制御系 など
始動・電源システム
機体の軽量化などの理由から、離陸前の大型エンジンの始動に必要とされる電力はAPU(小型のガスタービン式の補助動力装置)や地上電源車から供給されている。高圧空気によってエンジンを始動する。
生かせる専攻:電気・電子系、物理・応用物理系、情報・経営工学系 など
航法・管制システム
無線施設からの電波を利用して自機の位置を知る無線航法、GPSからの電波の届く時間差から位置情報を得るGPS航法などがある。航法、操縦、推力調整、誘導などコンピュータによる自動化が進んでいる。
生かせる専攻:情報・経営工学系、数学系、制御系 など
座席
乗客を乗せ航行するための設備。燃費削減のための軽量化、緊急時の強度を実現するため、強化プラスチックが採用されている。加えて座り心地を追求するためのスペースデザイン、抗菌・消臭機能なども付与されている。
生かせる専攻:物理・応用物理系、化学・応用化学系、金属・物質系 など
空調
飛行時の外気は氷点下まで下がり、気圧も低いため、温度調整および機内の気圧調整を行う。圧力による機体への負担を考慮し、地上気圧よりは低めに設定されている。機内に導入する空気はエンジンから得られた圧縮空気を利用。
生かせる専攻:物理・応用物理系、金属・物質系、環境・人間工学系 など
内装
主に樹脂(プラスチック)で構成されている。機体の膨張や歪みに対応できるよう機密性を保ちながらある程度自由度のある構造になっている。窓やドアなどをはじめ、機体の表面と直接接続されている部分は機密性が求められる。
生かせる専攻:数学系、物理・応用物理系、金属・物質系など
照明
飛行時に点灯する照明、ベルト着用サインなどの表示灯、非常時に点灯する非常灯などがある。非常時に機内の照明として使われる避難誘導標識は蓄光材料が用いられている。いずれもできるだけ低消費電力、長寿命が求められる。
生かせる専攻:電気・電子系、化学・応用化学系、金属・物質系など
化粧室
化粧用の大型鏡、温水・冷水の蛇口を備えた洗面台などが装備されている。限られたスペースに使いやすいようトイレをバキューム方式にするなど、できるだけ水の使用量を少なくするための工夫がされている。
生かせる専攻:環境・人間工学系、物理・応用物理系など
非常用品
固形酸素容器から非常時に酸素の供給される酸素マスク、救命胴衣などはもちろん、救命いかだや不時着後の所在を知らせるための光弾や煙弾もある。使用頻度はほとんどない一方で、必要なときには確実に動作することが求められる。
生かせる専攻:物理・応用物理系、化学・応用化学系、金属・物質系など

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