ホナミの研究日記 -6匹目- 日本学生科学賞での発表・・・
研究発表の様子 |
発表を繰り返しては前進し続けた結果、私は地区大会、県大会、予備審査を通過し、日本学生科学賞の最終審査に出場できることになった。出場が決まったときはすごく嬉しかった!!しかし、大会当日直前まで実験や資料作成に追われ、とんでもなく忙しい日々が続いた。早朝から深夜までin生物室。本当に生物室が家みたいだった。笑
大会当日、電車の中で発表資料を持ちながら、緊張と不安と戦った。ちゃんと伝わるのか・・・いや!!伝えよう!!私は自分の味わった楽しさ、おもしろさを伝えたいという気持ちが強くなっていた。会場に到着すると全国から集まったたくさんの生徒がいた。残念ながら自分の発表に忙しく、他の人の研究を知ることができなかったが、近くのブースの人の研究を説明してもらったときに、すごく面白くてワクワクした気持ちになった!!その人が味わったワクワクを私も共有することができたことが、すごく嬉しかったし、同じように研究をしてきた仲間しかわからない共通の何かがあった。私はこの大会で友達ができた。研究の話はもちろん、高校の話などもできて、すごく楽しかった!! 発表は何人かの審査員の前でポスターセッションを行った。専門家の方々ばかりで、難しい質問をされてくじけそうになったが、自分なりの考えを必死で説明した。また、たくさんの意見を頂き、発表する前と後とでは違う自分のように思えた。←大げさかもしれないが・・・笑 たくさんの人の意見一つ一つが本当に嬉しかった。
審査結果は翌日の表彰式で発表される。私は達成感で溢れていて、後悔などなかった。全ての賞の中で最後、内閣総理大臣賞で自分が呼ばれたとき、びっくりしすぎて言葉が出なかった。私の研究がちゃんと伝わったんだ・・・と思った瞬間、緊張の糸が途切れて涙がでた。本当に嬉しかった。さらに、Intel ISEFという科学自由研究の国際大会の日本代表に選ばれ、5月に米国アトランタへ行くことになったのだ!!